約 211,554 件
https://w.atwiki.jp/jsfc/pages/13.html
クラン一覧 A~H クラン名 ホームページ IRC-CH Agitato http //sfagitato.blog27.fc2.com/ #Agitato Blendy - - caprice http //blog.goo.ne.jp/golila1024 #caprice Contender - - Coordinated Art - - crescendo http //powerfuls.blog4.fc2.com/ #crescendo Emotive Moment http //emotivemoment.blog20.fc2.com/ #SF_EM For Speed http //forspeed.blog129.fc2.com/ - GranDish http //gandish.blog104.fc2.com/ - Graved - - Growth - - L~R クラン名 ホームページ IRC-CH Instinct http //instinct31.blog90.fc2.com/ - performers - - Ptole-Gaming http //csr.no-eta.net/ptole-gaming/ - pSychedelic http //clanpsy.blog55.fc2.com/ #SF_PSY Racpy http //racpy.jpn.org/ - Result and Effort - - Reunion- - - S~Z クラン名 ホームページ IRC-CH ukn http //sfukn.blog107.fc2.com/ #clan_ukn under heart looklook - - vouLus http //voulus.blog2.fc2.com/ - VagueNess - - Water Proof - - Xanavi - - かな~その他 クラン名 ホームページ IRC-CH 世界政府 http //sekaiseifu.blog64.fc2.com/ - †Punk† - - 休止中 クラン名 ホームページ IRC-CH HexaDecimal - - - - -
https://w.atwiki.jp/83452/pages/3993.html
戻る 元ネタはフランツ・カフカの「変身」ですな。 1912~1915頃の作品なので古典文学です。 元の変身は欝じみたものなんですけど、これはいい方向に終わりますね、ほっとした。 -- (どちらの意見も間違ってはいないと~と書いた人) 2010-05-02 21 06 38 たぶんカフカの「変身」になるんでない? -- (名無しさん) 2010-05-02 21 10 03 確かに元ネタ知ってるぶんほっとした感がすごい。 -- (名無し) 2010-05-02 21 31 02 懐かしい。とりあえず唯が憂にリンゴを投げつけられなくてよかった。 -- (名無しさん) 2010-05-02 23 45 44 元ネタを少し利用しただけっといところが好きだな -- (名無しさん) 2010-05-02 23 53 46 確かにほっとした。みんな受け入れてるところがいいね。 -- (名無しさん) 2010-08-18 05 03 43 うん。 良いね。 -- (通りすがり) 2010-08-23 23 09 43 あずにゃんに抱き付こうとしてギターで撃退される展開じゃなくてよかった… -- (名無しさん) 2010-12-03 02 58 26
https://w.atwiki.jp/tohokusf/pages/171.html
6/17(金) All You Need Is Kill 著者:桜坂 洋(さくらざか ひろし) 著書の著者紹介でなにやらアホなことをやっている人。 第2回スーパーダッシュ小説新人賞最終選考作「よくわかる現代魔法」で2003年12月にデビュー。精緻な情景描写や抑えた心理描写を得意とし、PC系、ヲタ系への深い造詣を持つ(らしい)。 著書紹介 「よくわかる現代魔法」1~5(集英社スーパーダッシュ文庫) 「さいたまチェーンソー少女」1,2(SFマガジン) 「スラムオンライン」(ハヤカワ文庫JA) 画:安部 吉俊(あべ よしとし) 登場人物紹介 キリヤ・ケイジ(KIRIYA Keiji)・・・主人公 「人生は石に刻むものだ。何度でも書きなおせる紙に書いたって意味はない」 失恋から軍隊に逃げ込んだ、へたれの初年兵だったが、激戦の一日が繰り返すという時のループに巻き込まれ、死にまくっているうちに人格が改造され、冷静沈着なキリング・マシーンに変貌した。死は人をここまで変えるのか。(Cf,『終わりなき戦い』) リタ・ヴラタスキ(Rita Vrataski)・・・正ヒロイン 「すすす、すっぱくなんかないぞ」 戦場の雌犬、戦女神の化身、基地外リタ電波スキーなどのふたつ名で呼ばれるUS特殊部隊所属の精鋭。男言葉で話し、一見冷静な人物に見えるが、実は負けず嫌いな一面も持つ。(Cf,『エンダーのゲーム』) バルトロメ・フェレウ(Bartolome Ferrell)・・・師匠 「いまの若い者はボクデンもしらねえか」 ケイジの居る小隊の最先任軍曹。話のわかる上役。トレーニングハイの筋肉頭。彼がいなければケイジは何回死んでも強くはなれなかっただろう。日本大好き。(Cf,『宇宙の戦士』) ヨナバル・ジン(YONABARU jin)・・・ ザ・脇役 「ケイジ、あの小説の犯人は……もずくが…お……食いたい」 ケイジの気のいい先輩。おしゃべりで、ミステリー小説の犯人をばらす癖がある。上記のセリフは彼の遺言である。なんまいだ。 シャスタ・レイル(Shasta Raylle )・・・メガネ&どじっ娘 「いじわるしないでくださいよう」 ラノベのお約束(?)、萌えキャラ。カプセルトイの蒐集家。これでもMITを主席で卒業した才媛。中尉。機動ジャケットの整備主任で、リタ専属の技術者。 レイチェル・キサラギ(Rachel Kisaragi)・・・哀れな人 「バカ!くたばっちまえ!」 第二食堂で働く美人栄養士。前線基地の人気者。フラグが立ったが、ケイジがリタルートのTrue Endへ向かったため、彼女はあえなくKIA。合掌。 あらすじ 主人公キリヤ・ケイジは訓練校をでたばかりの初年兵。宇宙からやってきた謎の敵(ギタイ)と地球の覇権を争っている統合防疫軍の一兵士である。初陣で致命傷を負い、死んでいくところを『戦場の雌犬』リタ・ヴラタスキに看取られることになる。この際、死なば諸ともと一体のギタイを道ずれにするが、運悪くこれがきっかけで同じ一日を無限に繰り返す時のループに巻き込まれることになる。 戦死。戦死。戦死…。なんど繰り返しても殺され、また一日の始まりに戻ってしまうという無限のループ地獄から抜け出すため、戦場で生き残ることのできる技術を手に入れることを決意したケイジは自分の上官である軍曹(バルトロメ・フェレウ)に訓練の手ほどきを頼み込む。こうして、なんども殺されながらも一心不乱に訓練を繰り返した結果、ケイジの実力は飛躍的に伸びていった。 そしてループが百五十八回を数えたとき、彼は戦場でかつて自らの死を看取った女性と再会する…。 実はリタが以前より時のループの中にいることを知ったケイジは、彼女にループからの抜け出し方を教わるが、何故かうまくいかない。その理由とは? そして、すべてのギタイを倒すことを心に誓った二人が迎える結末とは…? 考察 まず、納得いかないことが一つ。ループをとめる方法は下記にある通り。 1、アンテナとしてのギタイを破壊。 2、アンテナのバックアップ用のギタイを残らず殺戮。 3、過去への通信が完全にできなくなってからギタイ・サーバを倒す。 これを踏まえた上で、リタとケイジはバックアップ・アンテナになっていることを考えると、この二人の一方でも生きている限りループは続くと思うのだが……。というか、リタがループをしていない理由がわからない。桜坂さん、そのへんどうよ? この作品は著者がゲームから思いついた話らしい。つまり、物語の出撃&戦死はゲームのロード&リセットのことなのである。成果は才能ではなく、費やした時間によって実るのだ。 作品の題名はビートルズの『All You Need Is Love』から。ちなみに、Killはしとめた獲物という意味である。これは、物語のラストを正確に表していると思う。そう、彼にはもうそれしか残っていないのだ。 一秒を切り刻め、というセリフがでてくるが、ガンパレにもでてくるセリフらしい。 冒頭でもう少し出撃前の緊張感を描写してもよかったと思う。ループのなかで自らが死ぬことさえルーチンワークになっていく様がうまく描写されていない。また、ケイジがリタと仲良くなってからたった二日では、ケイジがあそこまでリタにいれこんでいる感情が理解しづらい。軽快なテンポはいいが、このあたりが逆に浅くなってしまっていて勿体なかった。しかし、それでもラストは十分に感動的であった。あえていうなれば、青は目立たないと思うなぁ。 蛇足だが、各キャラの役割について少々。ヨナバルは普通の人の象徴であり、ラストでケイジは 誰にも理解されないところに行き着いたことを表すための鍵となっている。また、マードックやレイチェルは戦場のだけではなく日常の知り合いさえも傷ついていく戦争の臨場感をしめすための道具である。 最後に神林長平氏に一言。これは、ハッピーエンドじゃないだろう。 タイム・ループもの…『うる星やつら2』、『恋はデジャ・ブ』、『ターン』など(見たことはないが)。個人的には、高畑京一郎の『タイム・リープ』あたりがお勧め。 2018.11.25 Yahoo!ジオシティーズより移行 http //www.geocities.jp/tohoku_sf/dokushokai/all_you_need_is_kill.html なお、内容は執筆当時を反映し古い情報に基づいていることがあります by ちゃあしう
https://w.atwiki.jp/tohokusf/pages/93.html
SF研2010/5/7読書会 藤崎慎吾「鯨の王」 by.羽羊 1.著者紹介 藤崎慎吾 本人紹介 1962年、東京都生まれ。埼玉県在住。米メリーランド大学海洋・河口部環境科学専攻修士課程修了。科学雑誌の編集者や記者、映像ソフトのプロデューサーなどをするかたわら小説を書き、1999年に『クリスタルサイレンス』(朝日ソノラマ)でデビュー。現在はフリーランスの立場で小説のほか科学関係の記事やノンフィクションなどを執筆している。日本SF作家クラブおよび宇宙作家クラブ会員。 著作 ノンフィクション→『深海のパイロット』『日本列島は沈没するか?』 長編→『クリスタルサイレンス』『ストーンエイジ』『蛍女』『ハイドゥナン』『鯨の王』 短編→『レフト・アローン』 2.登場人物 ≪スチュアート・ウィルソン≫メンバー 須藤秀弘(すどう ひでひろ) →髭面で中年体型の鯨類学者。酒癖が悪く、学会の嫌われ者で、妻と娘とは別居中。 秋道炎香(あきみち ほのか) →≪ドルフィン・シャーク≫のパイロットで人工知能フィンクの生前のトレーナー。 フィンク →≪ドルフィン・シャーク≫搭載の人工知能の片割れ(イルカ)でインターフェース。 デボラ・メイヤー →米バイオメッド本社の調査員。裏で『インティマーウ』と取引していた。 ≪ロレーヌクロス≫メンバー ドナルド・ライス →米海軍調査研究所の博士。原潜で起きた変死事件を調査するために派遣された。 ジェームズ・ヴィリンジャー →ロレーヌクロスのチーフ。ロレーヌクロスに関するある秘密を隠している。 ≪ポーハタン≫及び米軍メンバー ウィリアム・ロビンス →アプラ港海軍基地に送られた研究員。ライスと連絡を取り合っている。 エイブラハム・オールト →≪ポーハタン≫の艦長。原潜の事件で死んだ副長補佐の兄。 ケーシー・ホワイト →副長補佐。復讐のためにどこか変わってしまったオールトを不安に思っている。 テロ組織『インティマーウ』メンバー リョウ →日本人。シー・ジャック犯1。導師に心酔しており、そのせいで暴走することも。 ナーデル →導師の姪。シー・ジャック犯2。暴走したリョウに刺される。 スヌアッラー・イブラヒーム →導師。不老長寿の薬として『ユヌスの龍涎香』を求めている。 3.ストーリー プロローグ 攻撃型原潜≪ツーソン≫内で突如乗組員が変死する事件が起こる。 第一章 鯨類学者 須藤秀弘 須藤は発見された巨大クジラのサンプルを持ち帰るが、次の日何者かによってサンプルが盗まれる。 第二章 海底基地 ロレーヌクロス ライスは調査のため海底基地≪ロレーヌクロス≫に派遣される。骨の引き上げができず苛立つ須藤の元にバイオメッド社から接触がある。 第三章 潜水船 ドルフィンシャーク 須藤が≪スチュアート・ウィルソン≫に乗船する。ライスがROV(無人探査機)によってダイマッコウを発見するも、回収する前にROVは破壊されてしまう。 第四章 攻撃型原潜 ポーハタン ライスはAUV(自律型無人探査機)によってダイマッコウの映像を入手する。ドルフィンシャークがダイマッコウの鳴き声をキャッチするもフィンクに異常が起こり緊急浮上する。 第五章 艦長 エイブラハム・オールト ライス達はポーハタンと協力しダイマッコウの子鯨を捕獲するため麻酔を打ちこむも、ポーハタン内で変死者が発生する。ドルフィンシャークが魚雷で傷ついたダイマッコウを発見する。 第六章 テロ組織 インティマーウ 須藤はダイマッコウの生態に、ライスはロレーヌクロスの真実に少しずつ近づいていく。が、ダイマッコウの最大個体モービィの出現と≪ポコモーク≫の消失、≪スチュアート・ウィルソン≫のシー・ジャックが起こる。さらにAUV回収のためにロレーヌクロスを出たチャドがダイマッコウにより殺され、避難した地下チャンバーから食料を届けに行ったケンも超音波の餌食となってしまう。 第七章 巨獣 モービィ 須藤達はライス達との通信に成功する。一方で≪ポーハタン≫はダイマッコウ達を駆除しようと挑むも最終的に超音波による壊滅的被害を受ける。大量の核燃料を積んだ≪ポーハタン≫ごとダイマッコウ達を道連れにしようとするオールトを撃つホワイト。オールトの死とともに≪ポーハタン≫は沈んでいった。 第八章 パイロット 秋道炎香 ダイマッコウの用いる音文字(サウンドグリフ)の発見。ヴィリンジャーの告白。≪スチュアート・ウィルソン≫での発砲。そして≪ドルフィンシャーク≫のSモードの起動。撃ち込まれる電気銛。最後に待っていたのはモービィの怒りだった。 エピローグ ホノカはバイオメッド社を辞め、S大水産学部へ編入、須藤の元へ向かうのだった。 4.用語説明 ドルフィン・シャーク イルカとサメの中枢神経を使った人工知能搭載している。イルカの方は元はホノカがトレーナーをしていたフィンクの脳を使っている。パイロットのホノカも知らないが目標を追い電気銛を打ち込むという命令のみを遂行するSモードが搭載されている。 ROVとAUV (遠隔操作)無人探査機と自律型無人探査機。違いはROVは人間による遠隔操作のため範囲がケーブルの届く距離に限られるAUVはケーブルを介した制御を受けず、あらかじめ与えられた指示に従い人工知能が判断して探査する。 エアーサック(気嚢) 鳥などにみられる特徴で、これにより常に新鮮な空気を取り入れ続けることができる。まず吸い込まれた空気が肺と後気嚢に送られ、肺でガス交換された古い空気は前気嚢にためられた後に呼気として排出されるが、このとき後気嚢にためられていた新しい空気が肺に送られている。というのを繰り返している。ダイマッコウはこれを利用して困難な水中呼吸を可能にしている(これだけでなく血液も多くの酸素を取り入れられるようになっているらしい)。 音響イージスシステム 両舷側に取り付けられた何百枚もの振動板を用いて強い衝撃波を起こす。振動板の位相をずらすことで絞ったビームを動かすことも可能。基本的には防御用だが懐に潜り込ませれば攻撃用としても使える。 5.感想 題材が深海というまだ未開の部分も多い場所であり。騒動の原因(の一端)が放射性廃棄物の処理というような現実でもありえそうなことが原因ということもあって、このようなことが起こり得ないとは言い切れないなと感じた。たぶん人間は未開の地をどんどん開拓してその土地を利用していくんだろうから。将来的にノンフィクションにならないことを祈るばかりである。展開としてはメイヤー達が丸呑みされるのはモービィgjと思った。あと、須藤さんの家族関係は結局どうなるのだろう、妻が倒れて云々の話は別に伏線ではなかったようだし。ホノカさんの活躍に期待。
https://w.atwiki.jp/zgok0079/pages/139.html
夏のロケット 135 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 03/08/23 19 37 川端裕人『夏のロケット』 漫画版にも独特な味わいがあるが、原作版?も捨てがたい。 久しぶりに読み返してみた。 私にとっての癒し系作品だと再認識する。 8点 735 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 03/04/13 01 14 川端裕人『夏のロケット』 サントリーミステリー大賞受賞ながら、ミステリーとは言いがたい。 テーマがテーマだから、SF文脈がふさわしいと思うが、空想科学でもないんだよね。 純子と「ぼく」の関係に萎え (「恋人なの?」「そ、そんなんじゃないよ」とか言ったりするところ) る以外、いい小説。 8点。 The S.O.U.P. 214 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 02/07/23 13 30 川端裕人「The S.O.U.P.」 これ、SFなのかわからないけど、 「ループ」みたいな世界をネトゲを使って表現していて、なかなか面白かった。 完璧ではないと思うが、専門家が監修していて用語や設定なんかもしっかりしてる。 出てくるヒッキーの行動がちょっとイメージ先行すぎるような気がして萎える部分もあるけど、 概ね良かった。
https://w.atwiki.jp/insurgency/pages/79.html
Security Forces Sniper概要と役割 装備プライマリ セカンダリ 爆発物1 爆発物2 ボディアーマー コメント Security Forces Sniper 概要と役割 装備 プライマリ M14EBR(3 Supply) M40A1(1 Supply) M16A4(1 Supply) セカンダリ M9(1 Supply) Makarov(1 Supply) 爆発物1 M18 Smoke(1 Supply) M67 Frag(1 Supply) AN-M14(1 Supply) 爆発物2 M18 Smoke(1 Supply) M67 Frag(1 Supply) AN-M14(1 Supply) ボディアーマー Light Amor Heavy Amor コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/tohokusf/pages/172.html
読書会レジュメ 2005/06/24 「ぼくらは虚空に夜を見る」 上遠野 浩平 徳間デュアル文庫 作者紹介 [上遠野浩平] 68年12月12日生まれ。法政大学第二経済学部商学科卒。 ビル整備会社に勤めるもすぐに退社。投稿生活に入り、 98年に「ブギーポップは笑わない」で第四回電撃ゲーム大賞を受賞しデビュー。 作品紹介は省略。 電撃文庫よりブギーポップシリーズ 講談社ノベルスより事件シリーズ 富士見ミステリーよりしずるさんシリーズ 他電撃文庫でノンシリーズ物も何点かある。 あ・ら・す・じ Ⅰ.真空を視る 先輩操縦者景瀬観叉子からのラブレターをきっかけに主人公工藤兵吾が現実世界の敵「虚空牙」に対抗する超光速機動戦闘兵器ナイトウォッチの操縦者として目覚める。 現実世界で大きな戦果を挙げる。 Ⅱ.生死を視る 仮想現実世界のシステムを管理している模擬人格こと妙ヶ谷幾乃、正式名「fs4,025」と工藤が接触。この仮想世界もまた敵から侵略されていることが判明。しかもその敵は人間。 Ⅲ.境界を視る 仮想現実世界の演算装置「ジャイロサイブレータ」により問題アリとされた景瀬観叉子の抱える問題の真相。 前代未聞のナイトウォッチの操縦者たる「リーパクレキス」とその予備システムである景瀬観叉子の入れ替わり。 Ⅳ.間隙を視る 槇村聡美がテロリスト青嶋に「武器」としてさらわれる。青嶋と工藤の戦い。妙ヶ谷の助けも得て工藤勝利。 Ⅴ.夜を視る 虚空牙の船内への侵入。ジャイロサイブレータ内に侵入システムとしての排除は不可能。テロリスト青嶋の体を利用し、工藤に接触を図る。工藤は妙ヶ谷の光線銃を使って撃退。 現実世界で虚空牙の大軍勢を自ら危険をおかしてまとめて撃破。 登場人物紹介 工藤兵吾/ナイトウォッチ“マバロハーレイ” 本編の主人公。カプセル船のジャイロサイブレータが造った幻の世界に生きる普通の中学生。芯が強く度胸もある少年。その真の姿はナイトウォッチ“マバロハーレイ”コアの“精神安定装置”としてのサブ人格であった。クラスから孤立したりしながらも、幻の世界で安定した学生生活を営んでいたが、告白をカムフラージュに彼に接触してきたリーパクレキスの安全装置・景瀬観叉子によって、世界の真の姿とナイトウォッチ“マバロハーレイ”コアの精神崩壊を聞かされ、否応無しにコアの代役としてナイトウォッチ“マバロハーレイ”を駆り“虚空牙”からカプセル船を守る闘いに身を投じる事になるのであった。 スポーツ全般、特に昔からやっていた野球が得意。それは当然で、“虚空牙”との初戦闘時に実は人類史上有数の戦闘センスの持ち主だった事が発覚する。同じ団地に住む槇村聡美とは小学校入学以前からの幼馴染だが、実際の彼女の肉体はカプセル船の中に何億と有るカプセルの一つに保管されているか、もしくは受精卵状態で保存されていると思われる。 景瀬観叉子/ナイトウォッチ“リーパクレキス” 澄ました感じで学校でも噂の美少女を装った、ナイトウォッチ“リーパクレキス”コアの精神安定用サブ人格。本来、コアの安定装置はその役割(精神的に安定している事)の為、世界の正体を知る事は無いのだが、元々“リーパクレキス”コアであった彼女は、当時安定装置であった方の“景瀬観叉子”が自殺を試みた際にコアと安定装置の役割を交換した過去があり、彼女は安定装置でありながら世界の正体を把握している。 上記の理由で、普通の安定装置と異なりコアの方の“景瀬観叉子”と情報を交換出来る。“マバロハーレイ”コア崩壊の際には、告白をカムフラージュに安定装置である工藤兵吾に接近し、彼をマバロハーレイとのリンクに導いている。以来、工藤兵吾の相談相手兼、マバロハーレイのサポート役的な役回りをこなしている。 妙ヶ谷幾乃/fs4,025 兵吾とは学年がひとつ上の女子高生漫画家に身を窶した、幻の世界の管理者(の一人)。高級マンションに住み、雑誌連載を3本持つその彼女の正体は現実の肉体を持たないプログラム上だけの模造人格である。カプセル船の中の人間達の幻の世界を守る事が任務であり、常に妨害工作や世界を乱すものと戦っている。 機械の人格とは言え感情表現は豊かで、プログラム人格という感じは全然無い。普段の服装(漫画家モード)は眼鏡着用、髪を後ろでひっつめて、だぶついたジーパンに、ゆったりとした無地のシャツ(中澤一登氏の挿し絵が非常に良い)というラフなスタイルだが、眼鏡を外すと一瞬で身体にフィットした虹色のスーツに飾り付きフードという、未来的ファッションの管理者モードに変身する。兵吾に対しては後輩を可愛がる様な、プチ色仕掛け的な態度を取りつつも自分の任務は忘れない。 マバロハーレイの戦闘報告 一回目 2体を撃破した後、囮役になって敵をひきつけて敵を足止め、リーパクレキスがとどめ。さらに2体撃破。 2回目 一体の左わき腹をえぐる。 3回目 虚空牙の神風ミサイルを自らの機体でガード 4回目 一体を撃破した後、囮役となって2体を引きつけリーパクレキスが撃破。囮となって敵をさらに引きつけ質量爆撃でまとめて撃破。 考察その① 現実世界とは?(P55~68、P142~145、P195~198、P265~276) カプセル船の現在位置 第3765恒星間空域 このカプセル船が地球を飛び立ってから数千年 未だ人間の第二の故郷は見つかっていない。悲観宇宙史観。 ナイトウォッチの戦闘世界 十億分の一秒(ナノセカンド)単位で行動 VL型シンパサイザーの有効範囲は半径7千7百7十7億7千7百7十7万7777キロメートルの空間(ちなみに太陽と地球の距離は1億5000万キロメートル。太陽と冥王星の距離でも約60億キロメートルですからとんでもない距離です) ナイトウォッチ ナイトウォッチは全10機。恒星間超光速機動戦闘兵器 全長260メートル(ドイツで作られる人類史上最大の飛行船とほぼ同じ大きさ)。波動渦動エネルギーで動く?VL型シンパサイザー搭載。VL型シンパサイザーは広大な空間をそのまま頭の中に投影する。色はない。超光速のため普通のレーダーなどは使えない。ナイトウォッチという言葉自体は「夜警当番」という意味。同名のホラー映画があるが関係はなさそう。上遠野先生は見てそうですが。 ナイトウォッチの姿 節くれだって複雑に捻じ曲がっている。8本の腕(触手)。37種の攻撃を放つことが出来る武装腕。骨格標本のつぎはぎ。骨細工。 超光速機動の原理<時空切断航法> カプセル船もこの航法。 相剋渦動励振原理 船内と船外の時間の流れに差をつけて光速の壁を相対的に突破する。船体自体は光速の70パーセント程度で飛ぶ。ただし、時間の流れが7000倍以上にも加速されるるために光速を突破しているように見える。 時間の流れは外装部と呼ばれる一番外側が一番加速されていて内部は入るにつれて加速の度合いは小さくなる。カプセル船では一番内側に冷凍受精卵や完全冬眠状態の人間を保管している。ただし、ナイトウォッチのコア(パイロット)は時間の流れをタイトに影響を受ける。 敵 狂戦士、BEM、破滅の使者、絶対敵性意思、虚空牙 虚空牙の姿 人型で100メートルはある。腕と一体化した槍のような武器を持つ。 虚空牙の特徴 対象を意思の形態で判別する。 我等に個別の執着心は欠落している。(つまり、種全体として意識を共有しているのか) 何千年という時間が「短い」。(種としての期限は非常に短いのか、時間の概念の捉え方が違うのか) 知らない言葉 亜空間ブラスター、ヌル爆雷、波動撃、セグエ粒子弾、反撥装甲、時空切断スクリーン、生体回路、力場パルサー、力場崩壊亀裂、時空位相加速などオリジナルのような言葉が続々出てくる。 質量爆撃…超重力メギドとヌル爆雷を浮遊物体に当て空間変転をおこして敵をまとめて異次元に飛ばす。 亜空間装甲…我々の通常の物理法則が通じない時空連続体を生じさせる装甲か。 時空爆雷…星界の紋章で登場したらしい。 カプセルボート908、2783回目の襲撃(この本の中の初回の襲撃)、時間0.000245秒だとか。どうでもいいですね。 ワープシステムは出るところが分からず、宇宙に確かなものはない。 作者も<「結果的に超光速」というのはまあ、私の場合はワープとか「抜け道」で他の所に行ってしまうのではなく、あくまでもこの世界の中でじたばたする人間たち、というテーマ的なところから造ったような所があり、あんましSF的な新しいアイデアの提示、というつもりはありませんし、現にそうでしょう。ワープというのはなんか、この世でないどっか別の所に行ければいいなあという、かなりファンタジーっぽい要素から支持されているアイデアのような気がするのですが>などと言っているので。 精神の共振 ガンダムでいうとこのニュータイプ同士の交感か?(冗談です) ナイトウォッチの名前 マバロハーレイ、リーパクレキス、ムーグニージィ、フォッケゼメルトそれぞれオリジナルのようです。 考察その② 虚空牙の目的とは?(P146~147、P153~154、P181、P214、P221~227、P235~240、P248~252、P257~260) 人間が絶滅しないのはなぜか→手を抜いているから→なぜ手を抜くのか→虚空牙のほうが自分も含めて全てを嫌うがゆえに現実に逆らうために戦いに飛び込んでいくのか、あるいは闘うことに疲れて、飽きて、心を空虚に支配されて消滅を望んでいるのかを考え続けているから? 人間のことを考え続けてきた。 虚空牙は人間に合わせ、虚空牙にとって人間は敵ではない。 高いレベルにいる虚空牙の考えていることは分からない。 人間にとって敵としての虚空牙は助け。 なぜなら敵がいなければ人間は絶対真空の宇宙を進んで来れないから。 人間が勝手に虚空牙を敵とみなした。宇宙に進出する理由に利用した。 虚空牙は地球に来ていた。(「ブギーポップは笑わない」のエコーズですね) 結局、虚空牙の人間に対する判断は保留。 求めた判断 君が君であるから強いのか、君を支えるものがあるから強いのか、という判断。 精神が強靭であるかどうかを確認しに来た。 どうもよく分からん。 考察その③ 景瀬観叉子について(P162~181) 本来の景瀬観叉子…機械にも困ったもの。世界を再現すればそれでいいなんて安直。まるで恐怖や苦痛が絶対真空にしかないみたいな、すごく能天気な発想。仮想現実の世界で充分におかしくなり何もかも汚らわしい気がして、自分が一番汚れている気がして。自分の身体の中が腐っているみたいだった。恐怖した。だから手首を切った(効率悪いわ)。空っぽの絶対真空の世界の方が安心できる。全てを嫌うがゆえに現実に逆らうために戦いに飛び込んでいく。 本来のリーパクレキス…あまりにも周りが空っぽの世界では存在しているただそのことだけでもとても重荷。人類の運命なんてこの圧倒的虚空の前ではとってもちっぽけなんじゃないかって考える。事実の前にはどんなことも無駄。少女らしい夢想的な潔癖症(性)でもう一人の彼女は戦っているから大丈夫なの。空っぽそのものが素敵という考えに取りつかれている。闘うことに疲れて、飽きて、心を空虚に支配されて消滅を望んでいる。 では工藤兵吾はどう判断したのだろうか? 全てを知らされていたら。現実を捨てて戦いに行くのか、この現実にとどまるのか。 この問いの答えはもう出ていて今回工藤がとっている行動そのものなんだと思う。 この現実に留まりながら闘い続けるという。 考察その④ 槇村はプログラム人格か?(P189~194) 自分が自分の意思で生きているのではなくただ周りに流されてるだけそう思えて仕方がない。 若さゆえの自己無力感か、プログラム人格であることが工藤兵吾の覚醒に伴い強く意識されているのか。 何だろう。作者が現実を仮想現実に設定したのはこういう疑問を生じさせるためではないかと思う。あなたの現実も結局仮想現実かどうかなんて区別できないでしょうといった切り口。 (蛇足:槇村がブギーポップシリーズ<VSイマジネーター>が好き。次回作への伏線) 考察その⑤ 仮想世界とは?(P71~72、P101~118、P127~137) DM型シンパサイザーによって眠っている人間同士をつなぎ構成される夢の世界 多層次元集積演算機(ジャイロサイブレータ)をもってしても人生の演算はおいそれと出来ない。→過去の時代から舞台となる世界をサンプルとして取り上げて、あとの人生は個人に任せる。 この仮想世界で死ぬ人間は現実世界でも死んでいる。夢の中でも人を生活させていけば死ぬ。肉体と精神は思ったほど分離したものではない。 人間の敵は人間。自分たちの勢力以外の人間が違う天体に行くのを阻止するテロリストが暗躍。 この仮想現実のシステムを管理する模擬人格「fs4,025」のようなプログラムが存在し、人間の敵の人間(テロリスト)をその都度消去している。 但し、機械は人を殺せない→テロリストははびこり続ける なぜ機械の自動制御システムでナイトウォッチは動かないのか。 答え、フランケンシュタイン・コンプレックス。機械を信じきれていない。自分の生み出したものが自分に害を与えるのではないかという不安と恐怖を捨てきれない。 結局、恐怖している、機械に機械の判断に人間の未来を委ねてしまうことを。 (フランケンシュタイン・コンプレックス…創造主に成り代わって人造人間やロボットといった被造物/生命を創造することへのあこがれと、さらにはその被造物によって創造主である人間が滅ぼされるのではないかという恐れが入り混じった複雑な感情・心理のことを、フランケンシュタイン・コンプレックスといいます。メアリー・シェリーの小説「フランケンシュタイン」に由来する言葉で、SF作家アイザック・アシモフが名付けました) (蛇足:「宇宙竜」「冥王と獣のダンス」自分の作品の宣伝か?) まとめ 現実が実はみんなが見ている夢に過ぎないというのが基本線。 だが目覚めた現実の方が空っぽで敵とのギリギリの戦闘をしている。 そして夢もまた夢であるだけでなく夢での死は現実の死につながっているという。 メガゾーン23系でありながら現実世界と夢世界の関係が上遠野先生らしく少しずつずれている。その象徴がまさしく景瀬観叉子とリーパクレキスの関係。工藤曰く地に足がついているはずの仮想世界で死を選ぶ少女、敵と戦わねばいけない世界で空っぽに魅せられた少女。主人公工藤はその歪んだ世界をまっすぐに進む。槇村聡美はヒロインでありながら主人公工藤と同じ立場に立つことを世界から拒否され、普通の仮想世界の住民の視点を作品に与える。(このあたりも上遠野先生的)妙ヶ谷幾乃は仮想世界を管理するプログラム、つまり機械のの冷たさ、温かさ、限界の全てを象徴している。 物語は主人公工藤の覚醒と、虚空牙やテロリスト青嶋との戦闘を軸にしながら景瀬観叉子というアクセントを入れて展開に張りをだしている。やっぱりキーは景瀬だと考えるのは入れ込みすぎですかね。 上遠野先生の筆力の安心感もあり、読みやすい物語になっていると思う。小説の読みやすさは構図の分かりやすさとつながる部分があると思うので。この作品で言えばSFの難解そうな部分は記号的にさらっと扱ってSF的構図の部分を分かりやすく書こうと力を入れていると感じるのですがいかがですか。具体的に言えば亜空間ブラスター、ヌル爆雷、波動撃、セグエ粒子弾、反撥装甲、時空切断スクリーン、生体回路、力場パルサー、力場崩壊亀裂、時空位相加速、相剋渦動励振原理などの部分はさらっと、虚空の世界と仮想世界の部分はきちっと書いている気がするということです。 以上。 蛇足の蛇足 ファンサイトの評価 「ぼくらは虚空に夜を視る」の素晴らしさ 設定。 詳しくはネタバレになるので言えませんが。世界設定で既に鳥肌物でこれだけでイけます。SF的物語を愛する人は、さらに楽しめるでしょう。 話。 動的でスピード感あふれる物語が展開されます。本書の情報量は数ある上遠野作品の中でも屈指の物ですが、全くダレない展開に、読者は巻末まで全くテンションを下げる事無く読みきってしまう事でしょう。 文章。 ブギーポップ・シリーズを読んでいる方なら既にご存知の、日本語の魅力を再発見させてくれる上遠野先生の語り口。中でも当作品の文章のリズム、勢いは過去作品の中でも屈指の出来だと思います。文章を読み、進める事がこんなにドキドキするとは!文章を読むスピードと、画面が頭に浮かぶスピードが完全に同期する感覚はこの上遠野作品ならではの物です。 キャラ。 キャラ立ちまくり。当作品の登場人物は、上遠野作品には珍しく「王道のツボ」に片足突っ込んだ人が多いのです。類稀な筆力を持つ氏が、王道キャラをクールに描く時、そこに魅惑の化学変化が。 絵。 中澤一登さんの挿し絵が!上遠野作品で初めて、「萌え」の要素を備えたイラストの登場です。キャラの瑞々しさを引き立てています。 リンク。 世界観が「ブギーポップ」「冥王と獣のダンス」と一部リンク。あくまでオマケ的なものですが。ニヤリとする事請け合い。 2018.11.25 Yahoo!ジオシティーズより移行 http //www.geocities.jp/tohoku_sf/dokushokai/kokuu.html なお、内容は執筆当時を反映し古い情報に基づいていることがあります by ちゃあしう
https://w.atwiki.jp/zgok0079/pages/284.html
黒のバベル 792 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 04/10/10 22 06 57 「黒のバベル」新城カズマ 絵はアレだが設定や人物描写は上手い。 個人的にはマルドゥックより断然評価良し。 惜しむらくは、ある意味主人公の被害者となったヴィナと 主人公との間の会話が少なかったことか。 特にエピローグで2人の間のやり取りを読んでみたかった。 9点 サマー/タイム/トラベラー 55 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2005/07/23(土) 22 01 06 新城カズマ「サマータイムトラベラー」ハヤカワJA文庫 二冊まとめて読んだ。面白かった。お勧め。 以下は本筋ではないキャラクターの話だが とにかく主人公に魅力がない。実につまらない男。 ヒロインに振られるのもむべなるかな。 もっともそこでヒロインが主人公の側にいることを選ぶと違う話になるので あえて冴えない男として造形されたと見るべきだろう。 あと主人公の回顧録という形をとっているので こいつのすかしっぷりが目に付いてしょうがなかった。 記述されていない部分ではこの主人公、 ヒロイン二人を使ってオナニーしまくっているはずだ。 57 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2005/07/27(水) 02 52 29 新城カズマ「サマータイムトラベラー」1,2(完)ハヤカワJA文庫 面白かった。7点。 娘さんだけみてると、天然に話は通ってるんだけど、周囲のエピソードがばらばら。 筋はなんとなく合流するんだけど、これといった必然性はないので、 そのあたりを期待するとマイナス。必然性をを期待する話でもないのも確か。 1/n じゃなくて 1/2^n じゃないかとか、 存在を保証されていないものを存在するとしているところとか、 正規分布よりはベキ分布じゃないかなあとかでマイナス。 なんだか作者があんまりにも見えすぎる文章がなんとも気持ちが悪くマイナス。 考えようとしていることは好きなのでプラス。。 321 名前:でへ 投稿日:2005/10/09(日) 18 14 23 サマー/タイム/トラベラー 新城カズマ ハヤカワJA マイクルコニィの 「ブロントメク!」「ハローサマー、グッドバイ」 見たいな感じだったけど、 4点 「大人になる前の少年が経験した、ひと夏の甘い思い出」 みたいな話だった。 それだけ その点が評価できるなら、 おそらく10代からせいぜい20代前半までに読んだなら、 (評価できるだろうから)もっと高得点になるだろう 以下ネタバレ 作品中に「私はタイムトラベル物をこれだけ読破して、 書いているんだ」とでも言いたげに、たくさんのタイムトラベル 作品の名前が出ているが、この作品自体、タイムトラベルに関して たいしたアイデアを出していない。 舞台となった町のいろんな時代の町の地図が、もっともらしく 挿絵として出てくるが、作品の内容とまったく関係無いように 思える、意味不明 作品として未熟な感じがする 327 名前:295 本日のレス 投稿日:2005/10/11(火) 10 38 59 サマー/タイム/トラベラー(上) ハヤカワ文庫 新城 カズマ スーパーお嬢様女子高生とかが大活躍な青春ストーリーで 30過ぎのSFファンのおっさんには付いていけないというか ラノベならラノベと書いておいて欲しかった。。。 紛らわしいので、JA文庫とは別レーベルでやって欲しいのだが>ハヤカワ 想定外読者のワシが点数付けるのもどうかと思うけど、4点くらい。 下巻が死ぬほどハードで面白いSFだったらスマン。 サマー/タイム/トラベラー(下) ハヤカワ文庫 新城 カズマ 下巻は割と良かったかな。 超光速移動としてのTT考察の部分は、ちょっと「ルミナス」を 彷彿とさせて興味深い。 ただ、やっぱお約束な人物描写は、ちょっと抵抗感ありで おっさん向けではないかも。 上下巻で6点+α
https://w.atwiki.jp/zgok0079/pages/88.html
鼠と竜のゲーム 758 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 03/04/29 12 32 「鼠と竜のゲーム」コードウェイナー・スミス ダメだ、これは受け入れられない……。 「スキャナーに生きがいはない」とか、チェック機構もっとキッチリ作っておけよ! と読んでいて苛々してしまった。昔のSF特有の、強引なストーリー展開にもげん なり。周辺のガジェットはさっぱり面白くないし。 格好いいのは分かるけど、いくらなんでも古臭すぎた……。 とりあえず、田中啓文の原点がここらへんにあるだろうことは分かったが。 5点。 844 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2005/06/18(土) 20 15 58 鼠と竜のゲーム読んだ。 壮大な叙情詩の時代の一部をかいつまんでるせいか やや途中途中で説明調の台詞があったり、それでもわからない単語がでてきたりするけど ロマンチックなお話あり、微妙にホラーなお話あり、作者の猫に対する偏愛ありで非常に面白く読めた。 個人的にSF的なテクロノジーとかに興味を持ちやすい性癖なためか、 表題作の鼠と竜のゲームが一番面白く感じた。ぬこかわいい。8点。 余談だけどク・メルでイメ検したら案の定見つかった。 今風に描いたらネコミミモードなんだろうか。
https://w.atwiki.jp/pypywifi/pages/87.html
【名前】 アルルSFはなまる 【コード】0215-6593-8410 【レート】1770 (2月20日現在) 【種類】 通、フィバどちらでも 【時間帯】平日は夜、休日はほとんどできます。 【一言】 まだまだ未熟者ですが、がんばります。